師長に辞めると伝える時の退職理由やベストなタイミング・注意点とは?【看護師歴10年以上の私がアドバイス!】 | 毎日が夢中 e2b2df1892362decf90ff6b72b7ca02f

師長に辞めると伝える時の退職理由やベストなタイミング・注意点とは?【看護師歴10年以上の私がアドバイス!】

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看護師

看護師を続けていく中で、未経験の新しい環境で働きたいと思っていませんか?

一方で、今の職場が多忙すぎてもう辞めたいと考えているかもしれません。

またプライベートな理由で辞めなければならない状況になることもありますよね。

そんな時、退職への第一関門となるのが師長に辞めると伝えることです。

「退職を決めたけど、いつ師長に辞めると伝えるべきなんだろう…」

「できるだけ円満な退職にもっていきたい!」

そう思っているのはあなただけではないはずです。

この記事では、看護師歴10年以上で転職も3回経験している私が、師長に辞めると伝えるポイントやアドバイスをご紹介しています。

私自身が師長に辞めると伝える時に経験した話や、師長に辞めると伝えるのが怖くなった時の対処法もお話ししています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

退職したいけど辞めたいと言いづらい時に退職をスムーズに行う方法があります。

それは、退職代行サービスを活用することです。
退職代行を利用すれば、直接会社と対話することなく、迅速に退職手続きを進めることができます。通常、退職を希望する場合は、退職予定日の2週間前までに申し出ることが求められますが、退職代行サービスを利用すれば、場合によっては即日での退職も実現できます。
特に、上司に退職を言いづらい場合など、このサービスは非常に役立ちます。

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師長に辞めると伝えるベストな時期とタイミングは?

看護師が師長に辞めると伝える時期とタイミングって悩みますよね。

法律上では、退職したい日の2週間前に伝えれば良いそうですが、看護業界はそうもいかないのです。

なぜなら、看護師の勤務はシフト制であり、次の月の勤務表を1ヶ月くらい前から師長が作成しているからです。

そのため緊急でない限り、辞める2週間前に申告をするのはかなり難しいでしょう。

では、どのくらいに時期に伝えてどんなタイミングで声をかけたらよいのでしょうか?

師長に辞めると伝えるベストな時期

まずは自分がいつ退職をしたいかを考えましょう。

多くの場合は年度末か、ボーナスをもらったタイミングで退職しているようです。

私自身も、年度末と夏のボーナスをもらい終わった時期で辞めました。

結婚に伴う引っ越しなどのイベントもあるかと思います。

その場合はプライベートに合わせて退職する時期を決めていきましょう。

退職したい時期が決まったら、師長に辞めると伝える時期を考えます。

勤務している職場に就業規則がありますので、そちらで退職時の申請などを確認しましょう。

特に規定がなければ勤務作成のことを考えて、最低でも2ヶ月前には伝えておく方がいいです。

また、退職していったスタッフの傾向をリサーチするのも良いですね。

職場によってはかなり時間をかけて退職の話を詰めていくところもあります。

師長との面談だけでなく、看護部長との面談が必要となる職場も。

相談しにくい内容ですが、同僚などに聞いて確認してみてください。

私は3回の転職を経験していますが、1回目は1年かけて退職の意向を伝え、年度末に辞めました。

2回目は精神的に辛くなっていたため、退職の3ヶ月前に師長に辞めると伝えました。

3回目は結婚後に引っ越しをして通勤が難しくなったため、退職の半年前に言いました。

師長に辞めると伝えるベストなタイミング

退職する時期と師長に辞めると伝える時期が決まったら、いよいよ師長に声をかけるタイミングです。

このタイミングを間違えると、すごく不機嫌な状況の師長に声をかけてしまいます。

この場面ってめちゃめちゃ緊張するんですよね。

私も師長の今日の機嫌とか、業務の忙しさなどを見計らって声をかけました。

ベストなタイミングとしては

①朝の時点で師長の機嫌が良さそうな時
②病棟全体の業務も落ち着いている日
③師長自身が抱えている仕事も少なそうな時
④師長の周りに他のスタッフがおらず、声をかけやすい状況の時

この4つを意識して声をかけてみてください。

そして声をかける時は、いきなり退職の話を切り出してはいけません。

なぜなら、話す場面を設定していないため退職の話をうやむやにされかねないからです。

「師長さん、今月中にお時間大丈夫な日はありますか?お話したいことがあるのですが…」

と、師長と2人で話す日と時間を設定しましょう。

私が勤めていた職場では賞与面談が年に2回、年度末の勤務意向調査シートというのがありました。

退職したい場合は、賞与面談で話すか調査シートにその旨を書いて提出していました。

私のように良いタイミングで師長に辞めると伝えであれば、そこを見計らって準備をしていきましょう!

師長に辞めると伝える時のよくある退職理由とは?

それでは、ここからは師長に辞めると伝える時のよくある退職理由をご紹介します。

それぞれの退職理由を使用した例文も載せていますので、是非参考にしてみてくださいね。

①スキルアップ
②病院や医療業界以外で働く
③転居
④親の介護
⑤自分の病気
→順番に解説していきます!

よくある退職理由①スキルアップ

退職の理由として、師長にプラスの印象を与えるのがスキルアップです。

なぜなら看護師としての向上心があり、別の場所で頑張りたいという思いが伝わるからです。

現在の職場にない診療科で経験を積みたい旨を伝えれば、スムーズに退職の話が進むでしょう。

また、大学院への進学や看護教員もスキルアップと言えますね。

例文:
「この病院では経験できない高度な医療技術を学びたいと思っています。」
「退院後の患者さんを在宅で支援していく力を身につけたいです。」
「現場で働く中で多くの疑問が出てきたため、大学院で改めて看護を学びたいと思っています。」

私も最初の退職理由はスキルアップでした!

当時の師長は、「あなたが頑張りたいと思うなら」と退職を承諾してくれました。

よくある退職理由②病院や医療業界以外で働く

看護師としての経験活かして、病院や医療業界以外で働くという理由もあります。

企業看護師として大手の一般企業に転職する方法もあります。

または看護師の経験をフル活用して、コンサルタントや商品開発の会社に就職することも可能です。

この理由であれば病院内で働き続けるのが難しいため、師長からの引き止めもあまりないでしょう。

例文:
「保健師の資格もあるので、産業保健師として企業で働きたいと考えています。」
「もっと良い医療用品を作りたいと思い、〇〇医療機器会社に就職したいと思っています。」

よくある退職理由③転居

致し方ない退職の理由として挙げられるのが、転居です。

結婚などライフスタイルが変化するタイミングでの引っ越しが多いかと思います。

そうなると物理的に通勤が難しくなりますよね。

何時間かかっても通勤して勤務を続けてほしい、という鬼のような師長はいないでしょう。

例文:
「来月の初めに入籍が決まりまして、それに伴い他県へ引っ越すことになりました。そのためこちらで勤務を継続することが難しくなるので、〇月に退職させていただきたいと考えています。」

よくある退職理由④親の介護

親の介護や看護が理由で退職せざるを得ない場合もありますよね。

介護休暇の制度が充実している職場もあるでしょう。

ですが、いつまで続くかわからない介護との両立は、体力的にも精神的にも負担が大きくなるかと思います。

この辺りは家族や金銭面との相談にもなります。

例文:
「以前からお話ししていましたが、末期がんの父を在宅で介護することになりました。そのため仕事との両立が難しくなりそうなので、退職させていただきたいです。」
「母が大病をして大きな手術をすることになりました。その後の在宅看護がいつまで続くか先が見通せないため、ご迷惑がかからないように退職をしたいと思っています。」

よくある退職理由⑤自分の病気

ご自身の病気が理由で退職をすることも可能です。

このような場合は医師の診察を受けて、仕事を続けるのが難しいという診断書をもらう必要があります。

病気休暇を利用する案も出されるかと思いますが、医師の診断書があれば、無理をさせてまで働かせたりはしないでしょう。

例文:
「元々患っていた持病が、看護師の仕事を続けていくうちに悪化してしまいまして…。主治医の先生とも相談した結果、退職した方が良いという話になったため退職させてください。」
「看護師の仕事が精神的に辛くて、続けていくのが厳しいです。精神科も受診して仕事を続けるのは難しいと判断されたため、退職したいと思っています。」

師長に辞めると伝える時に注意が必要な退職理由とは?

次に、注意が必要な退職理由をご紹介します。

職場に対する不満が退職理由の原因なことが多いですが、正直に伝えてしまうとかえって引き止めにあってしまう場合もあります。

正直に伝えるのは大事ですが、慎重に言葉を選ぶ必要がありそうです。

①職場環境が嫌
②人間関係が嫌
③待遇が嫌
④やりたい仕事ではない
→順番に解説していきます!

注意が必要な退職理由①職場環境が嫌

連勤が長く続く、夜勤の回数が多い、時間外労働が多い、常に人手が足りない…。

その上日々の業務だけでなく、委員会などの通常業務以外の仕事もやらなければいけない。

職場環境がハードな病院ってかなり多いですよね。

ですがこれらを理由にすると引き止めに合う確率が高くなります。

なぜなら、勤務の調整や他の部署への異動などを提案される可能性があるからです。

そのため慎重に切り出す必要があります。

注意が必要な退職理由②人間関係が嫌

看護師はまだまだ女性が多い職場です。

そうなると面倒な人間関係や派閥があったりして本当に嫌になりますよね。

人間関係が理由の場合も、部署異動を提案される可能性が出てきます。

こうなるとなかなか退職までこぎつけるのは難しくなるかもしれません。

注意が必要な退職理由③待遇が嫌

病院によって福利厚生や給与形態は様々です。

そこに不満を持っている人は多いのではないでしょうか。

しかし待遇の不満を直接言ってしまうと、改善を条件に引き止められるかもしれません

現在の待遇を辞める理由にする際は、しっかりと説得する必要があるでしょう。

注意が必要な退職理由④やりたい仕事ではない

現在働いている病棟が、本来あなたが希望していた病棟ではないかもしれません。

またはあなたの看護観が変わり、違う看護をやりたいと思うようになる時もありますよね。

ですが正直に言ってしまうと、「あなたが中心となって業務改善をしてほしい」などと言われかねません。

言い回しを工夫して師長に伝える必要がありそうです。

私の場合は「医師とコミュニケーションが取りづらい、治療方針が納得いかない」と正直に話しました。

当時の師長は理解してくれて退職できましたが、私はレアケースかもしれません。

師長に辞めると伝える時に気をつけたいポイントとは?【3つ】

よくある退職理由と注意が必要な退職理由をご紹介してきました。

では、師長に辞めると伝える時にどのようなことに気をつければいいのでしょうか?

ここでは3つのポイントをご紹介していますので、是非実践してみてくださいね!

ポイント①対面での面談を

師長に辞めると伝える際は、必ず1対1で対面で伝えるようにしましょう。

なぜなら、他の業務に追われずにあなたの話に集中してもらうためです。

できれば個室を確保して、他のスタッフからも声をかけられないような環境で話しましょう。

緊張すると思いますが、しっかりとあなたの思いを伝えるためには大事なポイントです。

ポイント②退職理由をしっかり伝える

退職の理由をしっかりと考え、ブレずに伝えるようにしましょう。

なぜなら、曖昧な理由だと退職を引き止められる可能性が高くなるからです。

ですが、今の病棟が嫌というざっくりした理由だと、あれやこれやと言いくるめられてしまうかもしれません。

退職理由がポジティブなものでもネガティブなものでも、本来であれば正直に伝えるのがベストです。

本当の理由を言わない方がスムーズに退職できる場合もありますが、バレてしまうような嘘はつかない方が良いでしょう。

ポイント③感情的にならない

師長に面と向かって辞めると伝える時、色々とマイナスな言葉をかけられるかもしれません。

ですが感情的になってはダメです。

なぜならスムーズにいくはずだった退職の話が、こじれてしまってまとまらなくなるからです。

お互いが言い合いになってしまうと、話が平行線になり話し合いになりません。

色々言われてしまっても、冷静に淡々と辞める旨を伝えることに徹しましょう。

師長に辞めると伝えたいけど不安で怖い場合はどうする?

辞めたい気持ちを抱えながら、師長に伝えるタイミングをずっと考えているけど、いざとなると怖い…。

何を言われるか不安で、なかなか一歩が踏み出せない。

師長に辞めると伝える時って、みんな同じような思いだと思います。

少しでも不安や恐怖を軽くするために、なにかできることはあるのでしょうか?

私も実際にやってみたテクニックも合わせてご紹介していきます!

退職への強い意志を持つ

師長に辞めると伝えた時に、引き止めにあったらどうしようと不安になりますよね。

ですが何を言われようとも、退職するという強い意志をしっかり持つことが大事です。

なぜならあなたの気持ちが曖昧だと、そこに付け込まれて退職をどんどん先延ばしにされるからです。

後輩指導や人手不足を理由に、あなたを引き止めるかもしれません。

ですが自分がやりたい仕事や辞めたい時期がしっかり決まっているなら、その思いをしっかり持ちましょう!

伝え方を相談する

どのように師長に声をかけるか、話し始めはどうしたらいいか迷いますよね。

その時は信頼できる先輩や同期に伝える方法を相談してみましょう。

「このタイミングで師長に声をかければ、機嫌は悪くないはずだよ」

「こういう切り口で話し始めれば、伝えたい事を言えるんじゃないかな」

など、アドバイスをもらえるかもしれません。

自分の中でずっと悩まず、思い切って相談するのも良いと思いますよ!

主任や副主任に相談

退職の申し出は、1番上の上司である師長に辞めると伝えるのが基本です。

ですが緊張してしまって怖い場合は、相談相手をワンクッションおいてみてはどうでしょうか。

主任や副主任もあなたの上司です。

もし主任や副主任が何でも相談できる存在であれば、話してみてもよいかもしれません。

私も師長に退職の旨を話す前に、仲良くしていた主任に相談したことがあります。

私の気持ちに寄り添ってくれて、辞めたいという気持ちを受け入れてくれただけでも少し安心しました。

辞めるニオわせをするのも1つのテクニック
いきなり師長に辞めると伝えるのが怖いと感じてしまう場合は、ニオわせをするのも1つの方法です。
仲のいい同僚や先輩に退職の相談を小出しにしていくと、何となく師長の耳にも入ります。
女性が多い職場内の噂話はすぐに広まりますので、それを利用するのもアリです。
ただし、職場の雰囲気や師長の性格なども考えて、不向きな場合は辞めた方がいい場合もあります。

師長に高圧的な態度を取られらり、否定的なことを言われたらどうする?

師長に辞めると伝える面談で良く目にしていたのが、

「こんな忙しい状況なのに退職をしてしまうの?」

「ずっとこの病棟で育ててもらったのに、恩返ししたい気持ちはないの?」

「まだ経験も十分でないのに辞めたいなんて、社会人としての自覚はあるの?」

などなど、否定的な言葉を言われてしまったと落ち込んでいる同僚たちでした。

すごく高圧的な態度で、あたかも辞める人が悪いと責め立てられてしまったと。

もしかしたら、あなたが師長に辞めると伝える時もこのようなケースになってしまうかもしれません。

ですが、めげないでください!

あなたを引き止めるために、あなたの罪悪感に付け込んで否定的なことを言っているのです。

自分の今後の人生をこの病棟で過ごしていけるか、もう一度振り返ってみてください。

やっぱり無理だと思うのならば、心を無にして右から左に聞き流しましょう。

人格否定され続けるような面談であれば、迷わず退職を決めて良いです。

そのような上司は、人の上に立つ資格はないと私は思っています。

あなたの精神面にも良くない状況なので、しっかりと辞めると伝えてくださいね。

それでも引き止められ続ける場合は、退職代行サービスを使うのもアリです。

話し合いが平行線になってしまうと、辞める時期もどんどん長引き精神的負担も積み重なります。

もう職場に行きたくないと思いますので、このようなサービスも有効活用してみてくださいね。

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まとめ

●師長に辞めると伝えるベストな時期とタイミングは?

→年度末やボーナス時期の退職が多い。

職場の就業規則も確認して、退職時期に合わせて余裕をもって辞めると伝える必要あり。

●師長に辞めると伝える時のよくある退職理由とは?

→スキルアップや他の業界への興味、自身や家庭の都合などが多い印象。

●師長に辞めると伝える時に注意が必要な退職理由とは?

→職場に対する不満を正直に伝えても良いが、言葉選びは慎重になる必要あり。

●師長に辞めると伝える時に気をつけたいポイントとは?

→1対1での面談を希望し、しっかりと退職理由を伝えて、決して感情的にならないことが大事。

●師長に辞めると伝えたいけど不安で怖い場合はどうする?

→退職したい強い意志を持って面談に挑む。

予め同僚や主任などに相談してワンクッションおいてみるのも1つの方法。

●師長に高圧的な態度を取られらり、否定的なことを言われたらどうする?

→あなたを引き止めるために否定的なことを言っていると思おう。

右から左に聞き流し、人格否定され続けるようなら迷わず退職を!

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師長に辞めると伝える時は本当に勇気がいりますし、不安で怖いですよね。

仕方ない理由だとしても、文句を言われてしまうと考えると言い出しにくいかもしれません。

ですがあなたの人生はあなた自身で決めていいんです。

退職を決めたのであれば、その気持ちに正直に勇気を出して伝えてみましょう!

上手くいくことを願っています。

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