・なぜあの人は、私にモラハラするの?
・モラハラで辞めたい時の対処法が知りたい!
・モラハラに遭って辛い・・・うまく辞める方法はないの?
あなたも、職場でのモラハラによるストレスで、職場を辞めたいと思っていませんか?
この記事を書いた私は、
・モラハラが原因で、職場を辞めたことがある
モラハラにより、職場を辞めたいという悩みを抱える方はぜひ読んでみてくださいね。
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モラハラの定義とモラハラによるストレスの怖さ
そもそもモラハラとはどんなものなのでしょうか?
モラハラの定義と特徴
言葉や態度、身振りや文書などによって、働く人間の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせて、その人間が職場を辞めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせることをいいます。パワハラと同様に、うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。
「モラハラ」とは、「モラル・ハラスメント」の略語であり、日本語では道徳的嫌がらせと訳されることがあります。
具体的には、職場や学校、家庭などで、言葉や行動によって相手の人格を攻撃し、精神的な苦痛を与えることを指します。
加害者は、相手をコントロールすることを目的に、権力や立場を利用したり、集団いじめとして行ったりすることもあります。
あなたは、ストレスや不安、うつ病などの心理的な問題に直面していませんか?
モラハラによるストレスの影響
モラハラにより職場を辞めたいと考える時は、あなたに大きいストレスがかかっています。
そして、ストレスは、心理的、身体的、そして社会手的にも大きな影響をおよぼします。
例えば、
・身体的影響 ➡ 頭痛、胃痛、消化不良、高血圧、心臓病、糖尿病、免疫力低下など
・社会的影響 ➡ 職場でのパフォーマンス低下や、職場からの離職、家庭内でのストレス発生など
上記のように、ストレスによってさまざまな負の影響をもたらす可能性があります。
私も、先輩から、モラハラを受けていました。
当時は、「自分が仕事ができないからいけないんだ」と自分のせいだと思い込んでいました。
しかし、
・目を合わして話そうとしない
・馬鹿にされたような話し方をされる
・私の実施した仕事をすべて否定し、やり直される
など、モラハラを繰り返されることで、精神的に追い込まれ、朝仕事に行く車の中で毎日泣いてしまうほどになっていました。
先輩は仕事ができ、周りからの信頼も厚い人であったため、モラハラを受けていることが、誰にも気づかれず、誰にも話せなかったことがとてもしんどかったです。
心理的、身体的、社会的、すべてにおいて影響を受けていました。
あなたは、大丈夫ですか?
モラハラをする加害者の心理は?
どうしてモラハラする人は、あなたにひどいことをするのでしょうか?
モラハラが起こる原因として、加害者の心理や社会的要因が考えられます。
職場でモラハラをする加害者の心理
多くの場合、モラハラをする人は自己愛性パーソナリティ障害やナルシシストなど、自分勝手で自己中心的な性格を持っています。
彼らは、自分自身の欲求を満たすために、他人を支配し、自分を優位に立たせることを目的としています。
さらに、加害者自信が、自分に自信を持てていない場合があります。
そのため、自分を守るために攻撃を仕掛けたり、周りの人々を攻撃することで自己肯定感を高めようとする傾向があります。
あなたにモラハラをしてくる人は、あなたの能力や見た目、自分より幸せであることを妬んでいるのかもしれませんね。
職場でモラハラが発生する社会的要因
職場でモラハラが起こってしまう要因は、加害者の心理的側面だけではありません。
職場のパワーバランスの偏りや、上司や同僚などの権力者がいじめを行うことで、一番弱い立場へのモラハラ被害が起こることがあります。
また、業務上のストレスや過度の競争など、職場環境の問題がモラハラの原因となることもあります。
あなたが仕事ができない、あなたの性格に難があるというわけではなく、加害者側や、職場の環境など、外的要因が大きいですね。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法6選
モラハラに遭い、辞めたいほど辛い環境にいる場合、どのような対処法があるのでしょうか?
具体的に説明します。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法①冷静に判断する
モラハラに遭遇し職場を辞めたくなるくらい辛いときは、冷静に判断することが重要です。
モラハラの加害者は、あなたを意図的に攻撃し、傷つけるために行動しています。
そんな時、あなたが感情的にならず、「冷静な態度」で対応することで、加害者は面白くなくなってしまうのです。
「冷静に判断する」ポイントは、
・加害者の言動や行動を冷静に観察し、自分に向けられた攻撃を把握する
・不安や恐怖、怒りなどの自分の感情にとらわれない
・対処法を考える
モラハラに遭遇した際には、感情的にならずに客観的に状況を見極め、適切な対処法を見つけることが大切です。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法②アウトプットする
モラハラに遭遇すると、そのストレスを内に溜め込んでしまいがちです。
しかし、そのまま放置しておくと、心身に悪影響を与える可能性があります。
そこで、対処法の1つとして、「アウトプット」をしてみましょう。
アウトプットとは、自分の気持ちや思いを外部に出すことです。
例えば、
・職場の同僚や友人、家族など、身近な人に話す
・紙に書き出す
以上のように、アウトプットすることで、自分自身の気持ちを整理し、ストレスを軽減することができます。
ただし、職場の人に相談するときは、相談する相手はしっかり考える必要がありますね。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法③セルフケアを行う
モラハラに遭遇するとストレスがたまります。
自分自身を大切にし、セルフケアを行うことで、ストレスを軽減することができます。
例えば、好きなものを食べたり、散歩したり、好きなことに時間を使うなど、自分にとって良いことをするようにしましょう。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法④専門家に相談する
モラハラに遭遇し、自分で解決できない場合は、専門家に相談することも必要です。
心理カウンセラーや弁護士など、専門のプロフェッショナルが適切なアドバイスをくれますよ。
例えば、
・メンタルヘルスに関する制度や支援を利用する
・モラハラ被害を受けた人たちとの交流する
・SNSやオンラインコミュニティなどでの情報交換する
・カウンセリングやセラピーに参加する など
自分一人で悩まず、専門家の力も借りることが重要ですね。
モラハラで職場を辞めたい時の対処法⑤上司や人事に相談する
まずは、職場での問題を上司や人事部門に報告し、相談しましょう。
モラハラは法的に明確な定義がなく、訴訟において証明するのが難しい場合があります。
また、いきなり、「訴える」のは、ハードルが高すぎますよね。
そのため、まずは職場内の上司や人事部門に問題を報告・相談することが大切です。
その上で、相手との話し合いを試みるなど、解決策を探ってみましょう。
関連記事>>相談したいけど相手がいない時の対処法4選
モラハラで職場を辞めたい時の対処法⑥労働局や総合労働相談センターへの相談する
労働局や総合労働相談センターとはどんなところなのでしょうか?
労働局や労働相談センターは、労働法や労働条件に関する相談や指導を行っている機関です。
一般的には、労働者や労働雇用に関する問題や相談に対応しています。
労働局や労働相談センターは、労働者の権利を保護することを目的に、各種法令や労働条件に関する相談に対応しています。
労働局や労働相談センターで相談できる内容は以下の通りです。
・労働紛争に関する相談
・解雇に関する相談
・パワハラやセクハラ、モラハラに関する相談
・労働者派遣法に関する相談 など
労働局や労働相談センターのURLになります。
【労働局】
【総合労働相談センター】
総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
全国、379か所に設置されていて、無料、予約不要、秘密厳守してくれるので、誰にも相談できないという方は、利用してみる価値はありますね。
モラハラで辞めたいほど辛いときにやってはダメなこと3選
モラハラをされて職場を辞めたくなるほど辛くても、自分に嘘をついて相手に媚びたり、相手の機嫌を取ってはいけません。
理由を詳しく説明します。
相手の機嫌を取る・媚びを売る
モラハラで辞めたいほど辛い人がとってはいけない行動は、相手の機嫌を取ることです。
なぜなら、加害者の行動をさらに助長するからです。
相手の機嫌を取ることで、加害者の行動が改善されることはほとんどありません。
むしろ、加害者は自分の行動が許されるものだと勘違いし、更なる攻撃的な行動をとる可能性があるため、相手の機嫌を取ることは逆効果となります。
さらに、加害者の機嫌を取ることで、自分自身を犠牲にすることにつながります。
自分の意見を押し殺して相手に合わせることや、自分の人格を捨てて相手に媚びることになります。
これらの行為は、自己否定感に繋がり、あなたに精神的なダメージを与えます。
自分自身の健康や幸福を犠牲にしてまで相手に媚びることは、決して良い結果を生みませんよね。
過剰に反応する
「過剰に反応する」ことは、辞めたいくらい辛くてもしてはいけないことの一つです。
なぜなら、過剰な反応は相手の期待に応えることに繋がり、モラハラを助長するからです。
また、過剰な反応は自分自身にも悪影響を与えます。
感情の大きな起伏により、過剰なストレスがかかることで、精神的な不調や心身の症状を引き起こすのです。
さらに、「感情のコントロールのできない人」というレッテルを張られると、職場内での信頼関係も損ないますよね。
そのため、過剰な反応をせずに、冷静に判断して対処することが重要です。
自分に嘘をつく
「自分に嘘をつくこと」は、モラハラにより辞めたいくらい辛いときに、最もしてはいけないことです。
なぜなら、自分に嘘をつくことは、感情を抑え込んだり、状況を過小評価することで、自分自身の感情を無視したり、問題を正しく認識しなかったりすることになるからです。
また、自分に嘘をつくことは、自分自身との信頼関係を損なうことになり、自己肯定感が低下します。
そのため、モラハラに遭遇した場合でも、自分に嘘をつかずに、自分自身の感情をしっかりと受け止め、問題を正しく認識し、適切に対処することが大切ですよ。
モラハラで辞めたい職場との交渉ポイント
モラハラ被害に遭い、退職理由を「会社都合」にしたいなど、要望を伝える際は、会社との交渉は避けて通れません。
しかし、交渉にはある程度のリスクが伴います。
会社との交渉において知っておくべきことやポイントについて説明します。
職場との交渉ポイント①法的根拠を知る
モラハラ被害に対する法的な根拠を知っておくことは、交渉において非常に重要です。
労働基準法や労働契約書などの関連法令を確認し、自分が正しい主張をすることができるように準備しましょう。
また、企業の内部規定や倫理規定、ハラスメント防止規定がある場合があるため、それらについても確認しておくとよいですね。
職場との交渉ポイント②証拠を揃える
交渉においては、相手に説得力のある証拠を示すことが重要です。
具体的な証拠として、
・加害者の名前
・メールやチャットなどの記録
・目撃者の証言
・記録された映像
など、被害にあった証拠を集め、残しておくとよいでしょう。
職場との交渉ポイント③冷静に判断する
感情的になりすぎず、冷静に状況を判断することが重要です。
感情的な発言や行動は、交渉の雰囲気を悪化させることにつながる可能性があります。
モラハラを受けて辛いのは、あなたです。
しかし、感情的になって職場を責めても仕方がりませんよね。
冷静に、感情的にならず、交渉を進めましょう。
職場との交渉ポイント④交渉時のポイント
交渉する際も、細心の注意を払いながら行うこといいでしょう。
例えば、
・話し合いをする場所や時間を決める
・交渉の目的や要求事項を明確にする
・論拠をもって主張する
・メモを取る
以上のようなポイントを意識しながら、相手を批判するばかりでなく、自分にとって一番いい結果が出るように冷静に交渉を進めましょう。
モラハラに遭った場合の法的手続き
モラハラ被害に遭い職場を辞めるだけではなく、労働基準法や労働契約法に基づいて訴える方法もあります。
なぜなら、モラハラは、労働基準法や労働契約法に違反している場合があるからです。
例えば、過重労働、精神的な負担が過剰な場合は労働環境の不備などがあげられます。
この場合、労働基準監督署や労働局に申し立てることができます。
労働基準監督署や労働局での申し立てや団体交渉が解決に至らなかった場合、裁判所に訴えることもできます。
ただし、法的手続きは非常に複雑で、費用もかかる。
そのため、個人で対応するのは困難な場合が多いため、専門家に相談し、的確なアドバイスを受けることが大切ですよ。
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まとめ
モラハラは、実際に経験してしまうと、とても辛いですよね。
職場でモラハラに遭ってしまい、辞めたいと思う場合は、一人で悩まずに、まずは相談することが大切です。
それでも解決できない場合は、転職を考えることも選択肢の一つ。
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