「自分は人見知りな性格だから営業職に向いていないのかな…」
「女性営業って明るくて話し上手なイメージだし…」
人前で話すのって緊張するし、うまく話せないと自信がなくなりますよね。
明るく話し上手な人の方が営業として活躍できるんじゃないかと思うこともあると思います。
しかし、人見知りな営業職女子は実は営業に向いています。
工夫をすれば、人見知りならではの方法で活躍することができます。
私は5年間営業として働いていましたが、実際に活躍していた営業の先輩方は控えめで聞き上手な方々でした。
人見知りならではの工夫で活躍できる営業職女子になりましょう!
人見知りな営業職女子の特徴4つ
人見知りとは、従来は赤ちゃんが知らない人を怖がったり泣いてしまうことを指す言葉です。
これは、見知らぬ相手に対しての警戒心であり、自己防衛本能が働いているために起こる自然な感情です。
近年では、人見知りという言葉は大人にも使われるようになってきました。
それでは、人見知りな人とはどのような特徴があるのでしょうか。
人見知りな営業職女子の特徴①自信がない
人見知りの人は、自分に自信がない人が多いです。
自信のなさゆえに相手にどう思われているのかが気になってしまいます。
怒らせるのではないか、嫌がれるのではないかと不安になってしまうことがあります。
人見知りな営業職女子の特徴②傷つきやすい
人見知りの人の特徴として、傷つきやすいことも挙げられます。
打たれ弱く、否定されたり怒られることがとても苦手です。
また、相手にはそんなつもりはなくても仕草などから深読みしてしまうこともあります。
人見知りな営業職女子の特徴③緊張してしまう
人見知りの人は、初対面の人と話すときに極度に緊張してしまう特徴があります。
緊張しすぎて思うように言葉が出てこなくなり、人と話すことがつらいと感じるようになります。
人見知りな営業職女子の特徴④自分から話すことが苦手
人見知りの人は、自分から話すことが苦手です。
周りからどう思われるかを気にするあまり、うまく話さなければと意識しすぎてしまいます。
結果、考えすぎてうまく話せなくなってしまいます。
人見知りな営業職女子が実は得意なこと3つ
人見知りの人はコミュニケーションが苦手と思われがちです。
しかし、話すことが苦手である代わりに得意なこともたくさんあります。
実はその得意なことが、営業として活躍するために非常に役に立つスキルだったりします。
人見知り営業職女子が得意なこと①話を聞くこと
自分から話すことが苦手なので、聞き手に回ることが多いです。
聞き上手な人は営業にとても向いています。
なぜなら、営業には顧客の悩みや課題が何なのかを聞き出す能力が重要だからです。
また、人は話を聞いてもらうのが好きです。
相手のペースを乱さず話を聞くことは、良い関係構築にも役立ちます。
人見知り営業職女子が得意なこと②観察すること
人見知りの人は周りが気になるため、よく観察しています。
表情や仕草、言葉尻などから相手の感情を読み取ろうとします。
コミュニケーションは話すだけでなく読み取る力が重要です。
よく観察して感情を読み取り、共感することが大切です。
人見知り営業職女子が得意なこと③相手を否定しない
人見知りで傷つきやすい人は、否定されることのつらさや苦しさを理解しています。
そのため、相手を否定せず共感し寄り添うことが得意です。
言葉選びも慎重であるため、相手のことを思いやった言い回しをすることができます。
寄り添ってくれる営業には、顧客も安心して心を開いてくれます。
「この人に相談したい、話を聞いてもらいたい」と思ってもらえることは営業にとって非常に大切です。
人見知りな営業職女子が活躍するための工夫6つ
人見知りな人は、実は営業にとって必要なスキルを備え持っていることがわかりました。
しかし、人見知りであるために営業をつらいと感じるときにはどのような対処法があるのでしょうか?
ここでは、人見知りな営業職女子が活躍するためにできる工夫をまとめました。
活躍するための工夫①顧客に話させる
自分から話すのが苦手なのであれば、顧客に話してもらいましょう。
些細な会話の中にも売上につながるヒントが隠れていることがあります。
相手に話してもらうには、質問をするのが効果的です。
仕事以外でも「次の休みは何するんですか?」など雑談にも使えるので積極的に質問してみましょう。
活躍するための工夫②メールや手紙を駆使する
会話や電話が苦手であれば、メールや手紙を駆使するのも手です。
顔を合わせる場面では聞くことに徹して、自分の考えや伝えたいことは文章にして伝えることもできます。
ただし、文章では顔が見えないぶん感情が伝わりにくいです。
気持ちや誠実さが伝わるような文章を心がけましょう。
活躍するための工夫③資料を工夫する
営業には伝えたいことをわかりやすく伝えるスキルも必要です。
うまく言葉にするのが難しい場合は、伝えたいポイントをわかりやすく説明できる資料を準備しておきましょう。
事前の準備をしておけば、自信がなくても伝えたいことを伝えることができます。
活躍するための工夫④提案には根拠を
営業は顧客に解決策を提案する仕事です。
何かを提案するときには、なぜその提案をするのかという根拠を述べましょう。
周りくどく色々言う必要はありません。
シンプルでわかりやすい説明が一番相手に伝わりやすいです。
活躍するための工夫⑤笑顔と挨拶を忘れない
緊張しすぎると顔が引き攣ってしまいますよね。
でも、一度も笑顔を見せてくれない相手って怖いですよね。
笑顔で挨拶ができれば相手も安心するし、自分も少し緊張が和らぎます。
顧客に会う前は、一度笑顔の練習をしてみてくださいね。
活躍するための工夫⑥つらいことがあったらネタにする
営業は人と接する仕事なので、傷つくこともあると思います。
人見知りの人は傷つきやすく、つらいと感じることが多いかもしれません。
そんな時は本当に信用できる仲のいい同僚や友人、家族などに話を聞いてもらいましょう。
また、そのときに笑い話にできればつらかった出来事も笑い飛ばしてもらえます。
ネタにできるようになれば、もし次に何かハプニングが起きたとしても「またひとつネタができた!」と少し前向きになれるかも。
まとめ
人見知りは決して悪いことではなく、どんな人にも向き不向きが必ずあります。
人見知りの人は相手の話をよく聞き、相手をよく観察することができます。
それは営業にとって重要な能力です。
あとは、緊張を少しでも和らげるために事前準備をして言いたいことをわかりやすく伝える工夫をしてみましょう。
人見知りならではの長所を活かして、顧客に寄り添うことができる素敵な営業職女子になりましょう!
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