「私は栄養士に向いていかもしれない…」
「栄養士として働いてみたいけど、私は栄養士に向いているのかな?」
今回は、こんなお悩みに答えます。
栄養士として働き始めたけれど、「自分は栄養士に向いていないかもしれない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
どんな仕事にも向き不向きがありますよね。
自分が「栄養士に向いていないかも?」と悩んでしまうのか原因を知って、今後の仕事に生かしていきましょう。
そんな、私の経験から「栄養士に向いてない人の特徴」と「栄養士に向いてないと感じた場合の対処法」について解説します。
あなたに当てはまることがあるか確認しながら読んでもらえると嬉しいです!
栄養士に向いていない人の特徴5つ【あなたはいくつ当てはまる?】
栄養士は専門的な知識などが必要な食のスペシャリストです。
私の経験から栄養士に向いていない人の特徴5つご紹介します。
☑栄養士に向いていない人の特徴
①料理に興味がない
②責任感がない
③コミュニケーション能力がない
④勉強するのが苦手
⑤自分の健康管理が出来ていない
栄養士に向いてない人の特徴①料理に興味がない
栄養士に向いていない人の特徴1つ目は、料理に興味がないです。
栄養士は、料理を通して、利用者の方の健康をサポートすることが仕事。
やはり、料理は興味、関心がない場合、自分で作るときのイメージや献立を立てるときに難しくなります。
栄養士になる上で1番大事なことは料理のイメージができるかです。
栄養士に向いていない人は、料理に関心がない人です。
栄養士に向いてない人の特徴②責任感がない
栄養士に向いていない人の特徴2つ目は、責任感がないです。
栄養士が一人しかいない職場もあります。
専門的な業務は誰かに頼ることが難しく、自分でやり遂げる責任が求められます。
また、調理師など他の職場の人に指示する立場なら、責任者として自覚を持たなければなりません。
経験を重ねることで責任感やリーダーシップを身につけていったら大丈夫だと経験から思いましたが、
特に若いと調理場のお局様に指示を出すのは難しいことだと思います。
最初は、お局様の指示を聞きながら自分なりのやり方を見つけることも一つです。
責任感がない人は、栄養士の仕事に向いていないと感じやすいです。
栄養士に向いていない人の特徴③コミュニケーション能力がない
栄養士に向いていない人の特徴3つ目は、コミュニケーション能力がないです。
栄養士の仕事は、調理師や調理員など役割の異なる人たちとやりとりしながら進めていく必要があります。
また、病院や介護施設などは看護師などの異なる役割の人とも関わらなくてはなりません。
厨房以外でもコミュニケーションを取っていかないといけないので、
コミュニケーションをとれない人は、栄養士に向いてない人になります。
例えば、老人ホームで勤務する際、栄養士は相手に信頼や安心感を与える必要があります。
栄養指導を行ったりもします。
その中で、利用者さんとどのようにしてコミュニケーションを取り健康のサポートを行っていくのか考えながら、業務に取り組んでいくことが大切です。
「おいしいですか?どの料理が一番食べやすいですか?」
「飲み込みは大丈夫ですか?」
など、笑顔で話しかけることが大事なことだと思います。
思いやりをもって対応できるかるかできないかで、栄養士に向いている人か分かると思います。
栄養士に向いていない人の特徴④勉強が苦手
栄養士に向いていない人の特徴4つ目は、勉強が苦手です。
栄養士の仕事は、栄養に関する正確な知識をたくさん覚える必要があります。
栄養学は、研究などで日々進化しています。
そのため、栄養士は、資格取得後も常に勉強し続けなければなりません。
これは、かなりの体力と精神力が必要です。
仕事の内容や職場によっては、栄養学以外の病院に関することや介護に関することなどを学ばなければなりません。
学校でならったこと以外も色んな知識を身につける必要があります。
なので、自ら進んで新しいことを学んでいく必要があります。
勉強が苦手な場合、それが、大きなストレスとなります。
栄養士に向いていない人の特徴⑤自分の健康管理が出来ていない人
栄養士に向いていない人の特徴5つ目は、自分の健康管理ができていない人です、
栄養士は、利用者さんからの栄養相談を受けたり、栄養指導を行う機会があります。
例えば、見た目が不健康そうな栄養士から栄養指導されたところで何も響きませんよね…。
やせ過ぎて顔色の悪い栄養士から、
「健康的な食生活をしましょう!」
と言われても
「いや、あなたもね!」
と利用者さんから言われてしまいそうですし、見るからに肥満の栄養士から
「健康を維持するためにはバランスの整った食生活が大切です!」
と言われても
「いや、自分も人のこと言えないよね」
と言われてしまいます。
そうなると、説得力もなくなります。
自己管理が苦手な人は、栄養士に向いていません。
栄養士に向いていないと感じた場合の対処法4つ
どうでしたか?5つのなかであなたにあてはまるものはいくつありましたか?
5つとも当てはまると思っても、栄養士をあきらめなくて大丈夫です!
ここでは、栄養士に向いていないと感じ場合の対処法を4つお伝えします。
①コミュニケーションをとる
②栄養士としてのやりがいを見つける
③メモする
④身体をリフレッシュさせる
栄養士に向いていない人と感じた場合の対処法①コミュニケーションをとる
どんな職場でも大切ですが、コミュニケーションを取りましょう。
コミュニケーションをとって利用している人の健康状態、食欲などいろんな情報を知ることが大事です。
人見知りの人でも大丈夫です。
相手を思いやり、寄り添う姿勢をもって、相手の話をじっくり聞いてみましょう。
栄養士に向いていないと感じる場合の対処法②栄養士としてのやりがいを見つける
「料理を食べてもらえるだけに幸せを感じる」
「このレシピだと喜んでもらえるかも!」
これは、人のために頑張れる人が残っていける栄養士の世界では大切なことです。
栄養士としてのやりがいを自分なりに見つけてみるのもおすすめです。
栄養士に向いていないと感じた場合の対処法③メモをする
栄養士の仕事で、メモを取り活用すること大切です。
人の記憶には限りがありますし、栄養士の仕事量は多いです。
些細なことでもメモを取っておくことで、いざ仕事をしようた時に曖昧なままで仕事を進めてしまうということを防げます。
また、調理場、看護師等いろんな他部署の方との連携を取らないといけない中間係でもあります。
「栄養士さんこれ調理場に伝えておいて」
「これ職員全体に伝えておいて」
などいろんな責任と伝達係もしないとけません。
自分の頭を整理するためにも、とにかくメモをとりミスを防ぎましょう。
栄養士に向いていないと感じた場合の対処法④身体をリフレッシュさせる
栄養士は、体力勝負です。
厨房と事務作業を熟していかないといけないので、かなり動き回ります。
少しでも身体をリフレッシュさせるとストレス解消にもなります。
意識してリラックスできる時間を持つことが大切です。
例えば、私がやっているものでは入浴時間を長くとったり、睡眠の質を高めたりして心身ともに健康な身体づくりをしていました。
精神的にも大変な栄養士業務は、リラックスする時間を持つことが大切です。
まとめ
私も栄養士として6年働いてきましたが、自分であっているのか不安になることもあります。
コミュニケーションをとることが苦手だったり、リーダーシップもとれるような性格ではないですが、栄養士という仕事にやりがいを感じます。
料理が好きで、食べてくれる人がいるから頑張れています。
栄養士に向いていないと感じる方でも、努力次第でカバーできることはありますよ。
全てを完璧にこなそうとせずに、ますは、できることからはじめてみましょう。
それでも、向いていないと感じるならば自分に合った環境に身を置いてみるのも1つの対処法ですよ。
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