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栄養士と調理師の仲が悪いって本当?【栄養士6年の実体験と解決方法をご紹介!】

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栄養士

「栄養士と調理師ってどこも仲が悪い?」

「意見の食い違いが多くて栄養士がいじめられたりするよね?」

と不安になっている栄養士は多いですよね。

確かに、私も6年間栄養士をしていて、いじめかなと思った時期もありましたし、入社前から栄養士と調理師の仲が悪いという噂は聞いていました。

栄養士と調理師の仲が悪い状態って、とっても辛いですよね…。

結論から言うと

「栄養士と調理師の仲が本当に悪いのではなく、考え方や求めるものが違うから」です。

「栄養士は栄養面>味付け」ですが「調理師は栄養面<味付け」になってしまうからだと思います。

そうなると、意見の食い違いで栄養士と調理師の言い合いになってしまうのです。

そこで、本記事では、栄養士歴6年の私の実体験をもとに、「栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法」を解説しています。

栄養士と調理師の人間関係でお悩みのあなたは、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

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栄養士と調理の関係性とは?

そもそも栄養士と調理師の関係性とはどんなものでしょう?

結論から言うと切っても切り離せない関係性です。

栄養士は食のプロですが、調理師は調理のプロです。

どちらもプライドがあり、仕事をしています。

栄養士の方が上と思っている人もいるかもしれませんが、栄養士と調理師は対等な立場です。

例えば、栄養士は献立を考えても調理してくれる人がないと成り立たない仕事です。

そして、調理もまた同じで、栄養士が献立を考えてくれないと料理を作ることができなくなります。

このような関係なので栄養士と調理師は連携が大事な仕事で、切っても切り離せない関係性になります。

なぜ栄養士と調理師が仲が悪いと言われるのか?

では、なぜ、栄養士と調理師が仲が悪いと言われるのでしょうか?

「火のないところない煙は立たない」と言われるように何かしら原因があり、仲が悪いと言われています。

始めから険悪な仲という訳ではありません。

最初は相手に合わせようとします。

しかし、だんだん一緒にいるうちに本性が見えてきて「あなたと性格が合わない」「やり方や波長が合わない」と言ったことが起きてくるのです。

そのような積み重ねで、対立が生まれ、仲が悪くなる原因になります。

栄養士も調理師も仲が悪くなる原因はある

栄養士も調理師もどちらも仲が悪くなる原因はあります。

栄養士歴6年の私が感じた「栄養士に原因がある場合」と「調理師に原因がある場合」について解説いたします。

あなたに当てはまることはないか、ぜひ、チェックしてくださいね☆

栄養士に原因がある場合3つ

栄養士に原因がある場合は以下の3つです。

◎発注ミスが多い
◎献立に偏りがある
◎手間のかかるような献立を作っている

それでは解説していきますね→

栄養士に原因がある場合①発注ミスが多い

栄養士に原因がある場合1つ目は、発注ミスが多いことです。

なぜなら、発注ミスをすることで調理師側に大きな迷惑をかけてしまうからです。

私も、新人の頃はかなりこの発注ミスが起きて調理師に迷惑をかけていました。

例えば、材料の量がかなり多かったり、少なかったりすると提供する方も困惑してしまいます。

人は誰だって失敗はするものです。

しかし、何度も何度も失敗をしていると「学習能力がないのか!」と調理師に思われてしまいます。

発注ミスが多いと調理師側がイライラしてくるのでこれが調理師と栄養士の仲が悪くなる原因です。

ミスしないために私がしていたことは

◎確認は必ずする(発注する前に不安なところは調理師に聞く)
◎発注の1週間分の計画を立てる(どのタイミングで発注するか)
◎メモに書く(言われたことは二度目はないと思いメモを取っておく)

これはぜひおススメなので取り入れてみてください。

栄養士に原因がある場合②献立に偏りがある

栄養士に原因がある場合2つ目は、献立に偏りがあるです。

同じ献立のサイクルになっていたり、同じ食材を1日に何度も使っていたりするからです。

これは、調理師は毎日作っているので分かってしまいます。

そうなると、「栄養士は楽しているんだ」「栄養面考えてないんじゃないの?」と思われてしまいます。

例えば、今日昼に魚のフライを出したとして、次の日にとんかつを出したら、揚げ物が続いてしまって偏ってしまいますよね。

また、朝に味噌汁で豆腐を使い昼で肉豆腐、夜マーボー豆腐など極端ですが1日同じ食材を使っていたら、調理師は「カロリーも栄養も偏ってるじゃない!」と文句がでてくると思います。

確かに、献立作成だけが仕事ではない栄養士の立場からすると偏ってしまうこともあるかもしれませんが、なるべく発注の時に注意してみておきましょう!

栄養士に原因がある場合③手間のかかる献立を作っている

栄養士に原因がある場合3つ目は、手間のかかる献立を作っているです。

手間のかかる献立を作ることで調理師側が大変になってしまい対立の原因になります。

手間のかかる献立だと、

例えば、「大量調理でこんなのつくれるか!」とか「自分が作ってみてから私たちに言ってきて」とかなり文句を言われると思います。

手間のかからなすぎるものでも偏りがあるとダメなので栄養士って難しいですよね。

それに、栄養士は新しいメニューや料理にも挑戦したいもの。

それが栄養士のだいご味でもあるのですが、調理師側からするとかなり大変になります。

手間のかかる献立を作ることで対立が起こる事もあるので、

栄養士は調理場のことを考えながら献立を作成していくことが良いでしょう。

調理師に原因がある場合3つ

栄養士側も比があるかもしれませんが調理師側にも原因はあります。

続いて、調理師に原因がある場合3つを解説します。

調理師に原因がある場合は以下の3つです。

◎自分のしたいようにする
◎献立に文句を言う
◎栄養士を無視する

それでは解説していきますね→

調理師に原因がある場合①自分のしたいようにする

調理師に原因がある場合1つ目は、自分のしたいようにするです。

調理師の中には、栄養士の言うことを全く聞かず自分のしたいようにする調理師がいます。

なぜなら、年下で自分より若い栄養士を良く思っていないことが多いからです。

自分たちの方が長年やってきているのに、「こんな入ってきたばかりの小娘に指示されるなんて!」と思われるからです。

例えば、自分の好みの味付けに変えてみたり、材料を思っていたより使われて足りなくなったりこんなことは日常茶飯事でした。

栄養士は、きちんと献立を考えているのにそんなことをされたら溜まったものではありませんよねりませんよね。

このような勝手な人がいる場合、栄養士側が文句が出てきて対立する原因になります。

調理師に原因がある場合②献立に文句を言う

調理師に原因がある場合2つ目は、献立に文句を言うです。

自分のしたいようにするで話ましたが、調理師は献立に基本的に文句を言います。

なぜなら、自分が料理をしたくない、楽したいと思っているからだと思います。

これは、かなり極端ですが、自分が勤務している日に作るのが少し手間な料理が来たら嫌になるのだと思います。

仕事だからと割り切れない所があります。

少し子供っぽいのかなと私は感じていました。

例えば、魚のフライにしてもソースをかけるだけにするかタルタルソースを作るものにするかで調理の手間が違ってきます。

このような小さなことでも文句が出てきたりします。

ですので、文句を言われる栄養士は「きちんと栄養バランスを考えているのに!」と思って対立につながるのだと思います。

調理師に原因がある場合③栄養士を無視する

調理師に原因がある場合3つ目は、栄養士を無視するです。

一番多いのであげられるのがこの「栄養士を無視する」です。

なぜなら、調理師は栄養士の指示も聞きたくないと思っている長年のおばさんがたくさんいるからです。

どんなに頑張って質問しても無視されたらもうどうしようもありませんよね。

これは、最悪のパターンなのでここまでくる前に最善策を取りましょう。

私のおすすめは

◎なんでも口答えをせず一度飲み込むこと
◎必ず「次は改善します!」と答える
◎明るく挨拶を必ずする

この3つです。

これをやっているだけで、かなり無視をされることはなくなると思います。

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法3つ

 

「栄養士と調理師って結局仲良くはできないのかな?」

「うまく対立しないようなやり方ってないのかな?」

ここまで、栄養士と調理師が仲が悪く理由をお話してきました。

ここからは、栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法3つを解説いたします。

☑栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法3つ
1.相手の気持ちを考える
2.お互い助け合う
3.お互い尊敬し対等な立場で接する

それでは説明していきますね→

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法①相手の気持ちを考える

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法1つ目は、相手の気持ちを考えるです。

相手がどれだけ大変な仕事をしているか理解することで、文句も出なくなりますよね。

例えば、

調理場の仕事内容を把握して「少ない人数だとこの料理は作れないな」とか、「栄養士の仕事がかなり大変でこんな仕事もしています。」とかコミュニケーションをとりながら伝えていくことが大事だと思います。

料理に関しても発注する前に調理師に聞いてみてください。

そうすると、トラブルなく仕事に取り組めると思います。

お互いにリスペクトの気持ちをもって、相手の気持ちを理解することが大切です。

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法②お互い助け合う

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法2つ目は、お互い助け合うことです。

例えば、調理場の手助けもしていると「この人は栄養士の仕事も調理の仕事もしてくれるから私たちも手伝おう」と思ってくれます。

お互い助け合うことで、仕事が大変な時、サポートしあえる良い関係性が築けます。

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法③お互いを尊敬し対等な立場で接する

栄養士と調理師の仲が悪いを解決する方法3つ目は、お互いを尊敬し対等な立場で接することです。

どちらかが、上とか下とかを考えるので対立が起きやすくなります。

どちらが欠けても料理が完成することはできません。

「考えや求めるものは違う」かもしれませんが、お互いに尊敬し対等な立場で接するように心がげていきましょう。

さいごに

栄養士と調理師は立場や考え方が違いますが、目指しているものは一緒です。

お互いに食べてくれる人に完璧な料理を提供したいと思っているからこそ対立しあうのです。

栄養士と調理師の仲が悪くなるのは、仕方のない部分もありますが、その状態を放置せずに、コミュニケーションをとり話し合いができるのかが大切です。

どちらが欠けても料理が完成することはできません。

リスペクトの気持ちを忘れず、相手をよくみて、仕事が大変な時にサポートしあえる良い関係性を日頃から築く努力をしてみましょう☆

 

 

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