新人栄養士は悩みがたくさんあると思います。
人間関係、他部署との関わり、一人ではできない量の業務内容、責任の重さ、孤独など、、。
こんなにたくさんの悩みがあったら、栄養士としてこの先やっていけるか不安になりますよね。
私も、6年間栄養士をしてきましたが、新人の頃は仕事の量や人間関係に悩み、毎日押しつぶされそうでした。
結論から言うと、新人栄養士は、
マネをする、復習をする、記録する、向上心をもつ
この4つを意識するようにすることで働きやすさが格段に変わってきますよ。
この記事を読むことで新人栄養士の悩みを解決し、より一層仕事に打ち込める素敵な栄養士になれると思いますので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
新人栄養士に多い悩みランキングベスト5
まずは、新人栄養士に多い悩みを5つご紹介します。
2.業務に毎日追われる
3.相談できる人がいない
4.人間関係(調理場のおばさんに文句を言われる)
5.他の役職の人とも連携を取らないといけない
新人栄養士に多い悩み①新人なのに責任が大きい
とにかく、栄養士は責任が大きい仕事です。
入ったばかりなのに調理場の責任者として働かされます。
栄養士は国が認めた国家資格でもあるので、「資格を持ってるならこのぐらい分かるでしょ?」思われてしまうんですよね。
新人なのに責任が大きいと言うところは、一番の悩みの種になるのではないでしょうか。
新人栄養士に多い悩み②業務に毎日追われる
新人栄養士は、とにかく毎日業務に追われます。
なぜなら、栄養士は一人しかいない所が多いからです。
病院や利用者の人数が多い所では2~3人体制だったりしますが、基本的に一人勤務のところが多いです。
例えば、調理員だったら誰かしら変わってくれる人がいますが、栄養士は変わってくれる人がいません。
献立作成、栄養指導、発注、新メニュー考案、調理、後片付けなど、それはもう一人で処理しきれない量の仕事量があります。
業務に毎日追われることが、新人栄養士にとって最初のつまづき、悩みになるのではないでしょうか。
新人栄養士に多い悩み③相談できる人がいない
栄養士は、基本一人業務が多いので、相談できる人が身近にいません。
相談ができないと、一人で抱え込むことが多くなり、新人栄養士にとってはかなりの精神的負担が大きいです。
身近に相談できる人がいないと言うのは、新人栄養士の悩みの一つだと思います。
新人栄養士に多い悩み④人間関係(調理場のおばさんに文句を言われる)
これはどこの職場でも、悩むところかもしれませんが、栄養士は特に人間関係で悩むことが多いと思います。
なぜなら、栄養士は調理場のおばさんとどうコミュニケーションを取っていくにかがカギになってくるからです。
新人で分からないことが多いのに献立のこと、発注のこと、陰口などたくさん言われます。
例えば
「仕事ができないのに、同じ給料をもらっているなんて嫌だ」
「この献立おかしいけど、本当に栄養士の資格持ってるの?」
などかなりきつい一言を言われることもあります。
こういう積み重ねによって、人間関係が嫌になる新人栄養士が多いです。
関連記事>>お局の言い方がきつくて辛い時の対処法【お局を気にしないのが正解?】
新人栄養士に多い悩み⑤他の役職とも連携を取らないといけない
栄養士は、調理場以外でもコミュニケーションをとって連携を取らないといけません。
発注の時に、調理場の指示を出すことも必要な業務になりますし、
例えば、病院、介護施設などでは、医師、看護師、主任、支援員などに許可をもらい動いていく必要があります。
この連携にコミュニケーション能力がいるので、新人栄養士の悩みになりやすいです。
新人栄養士の悩みを解決!栄養士の仕事を長く続ける方法7選
ベテランの栄養士が仕事を続けるためにやっていることって何だろう?
「栄養士」と言う仕事を続けていきたいけど、どんなことをしたら悩みがなくなるのかな?
ここからは、新人栄養士が悩みを解決して、今の職場で長く栄養士として続けていくために必要なこと7つを解説していきます!
明日からすぐに実践できることも解説していますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね☆
2.人の真似をする
3.毎日記録、復習をする
4.失敗しても焦らず対応する
5.プライベートでリフレッシュする
6.自分を責めない、落ち込まない
7.知識をアップデートする
それでは解説していきますね→
コミュニケーションをとる
栄養士は、一人業務が多いため孤独に感じます。
そんな時に、日ごろからコミュニケーションをこまめに取っている方なら他の調理場の方とうまく連携しながら仕事を進めていくことができます。
一人で大変な時にも気軽に声をかけやすくなり、調理場が大変な時にも助け合ったりできます。
調理場の方や職場の方には日ごろから声をかけをし、コミュニケーションを取っていきましょう。
人の真似をする
人の真似をすることで調理技術も上がります。
栄養士は献立作成以外も調理の現場に入っていることも多いので、ベテランの人のまねをすることですぐに上達します。
調理の技術が上がれば、教える立場にもなれますし、調理のおばさんに文句を言われることが少なくなります。
例えば、切り方など細かくなんでも聞いて上手な人を見て技術を真似していくと良いと思います。
真似することは悪いことではありませんので、どんどん吸収して積極的に取り組むと良いですね。
とにかく、最初はベテランの真似をすることを意識していきましょう。
毎日記録・復習をする
新人栄養士は、日々、学びがたくさんあり、何かしら毎日覚えないといけませんので、毎日記録、復習をすることを忘れずにしましょう。
なぜなら、毎日記録、復習をすることで自分の頭の中を整頓することができるからです。
ここで、私がやっていた記録、復習の方法をお伝えさせていただきますね☆
◎色を変えて、注意されたことを分かりやすくする
◎家に帰ってすぐに今日言われたところをまとめる。
◎仕事前に必ず自分がまとめたノートを確認して頭に入れておく。
◎デスク前に今月までにしないといけないことや、今日までにしないといけないことなどを書いて順番にやっていく。
これを習慣化するだけで自分も成長できますし、毎日業務に追われることがなくなりますよ。
毎日帰ったら、記録、復習をするということを習慣づけましょう。
失敗しても焦らず対応する
失敗すると焦ってしまうかもしれませんが、焦らず対応していくと良いと思います。
なぜなら、失敗して焦ってしまい、失敗を取り戻そうとして、また失敗をすると言う負のループに入ってしまうからです。
何度も何度も同じ失敗を繰り返す悪循環に陥ってしまいます。
例えば、発注ミスをしてしまった時に「やばい、どうしよう」と焦ってしまいますよね。
落ち着いて考えたら、買いに行ったり、他の業者で対応してもらったり何かしら対策が頭に浮かぶと思います。
ミスをしても、いったん落ち着いて考えて冷静に対処できる方が、栄養士を長く勤められる人だと思います。
プライベートでリフレッシュする
新人栄養士はかなりの身体的、精神的にストレスがかかるので、
プライベートではリフレッシュする時間を意識して作るのをおすすめします。
私のリフレッシュ方法ですが、例えば
◎友達と買い物に行き、好きなものを買う
◎スキンケアに力を入れたり映画などを見てリラックスする
自分を責めない 落ち込まない
新人栄養士は、ミスした自分を責め、落ち込んでしまう人が多いです。
なぜなら、失敗を自分一人の責任と感じてしまうからです。
ですが、失敗を引きずって、落ち込んで仕事にならなくなると周りにも迷惑をかけてしまいます。
仕事で失敗したら同じミスを繰り返さないように振り返り、対処していきましょう。
そして、反省したら、一旦区切りをつけて、気持ちを切り替えていきましょう。
知識をアップデートする
知識をアップデートできる栄養士は、長く活躍できます。
なぜなら、栄養学と言うのは日々アップデートしていくものだからです。
例えば、日々のアップデートとして、
- 毎日30分は栄養学の勉強をする
- 新しい料理を食べて、料理の見た目、香りなどで勉強する
このように日頃から食に対してストイックになれる方は、栄養士としても長く勤められると思います。
ただ、忘れてはいけないことは楽しみながら、「料理を学ぶ」ということです。
しぶしぶ勉強するのではなく、楽しみながら、知識をアップデートしていきましょう。
それでも解決しないときの対処法3つ
栄養士を続けるための方法をすべて試したけど、自分の悩みが解決しなかった…というあなたへ。
新人栄養士の悩みがそれでも解決しないときの対処法を最後に3つ解説していきたいと思います。
2、憧れの栄養士像を明確に持つ
3・転職を考えてみる
他の仕事場の栄養士や学生時代の仲間に相談してみる
他の仕事場の栄養士や学生時代の仲間にまずは相談してみましょう。
相談できる人が一人でもいると心が安定します。
まずは、栄養士のことを分かってくれる人に相談するがおすすめです。
なぜなら、状況を理解してもらいやすいし、栄養士として日々の情報交換も必要だからです。
そういった意味でも日ごろから、他の職場の栄養士や学生時代の仲間とはこまめにコミュニケーションをとっておき、
仕事で悩んだ時は一人でため込まずに信頼のおける方に相談し、発散しておきましょう。
憧れの栄養士像を明確に持つ
憧れの栄養士像を明確に持ってみるのもおすすめです。
明確な目標を持つことで頑張る糧にもなりますし、理想に近づくために何が足りないかがわかりやすくなります。
日々の仕事にもやりがいを感じられると思いますので、憧れの栄養士像を明確にもってみましょう。
転職を考えてみる
あの手この手で対処しても、悩みが解決しない場合は転職を考えてみましょう。
栄養士は、転職回数が多くても仕事を見つけることができる職業ともいわれています。
なぜなら、経験を転職の武器にすることができるからです。
すぐに転職する予定でなくても、転職サイトに登録して選択肢だけでも増やしておくのもおすすめですよ。
さいごに
新人栄養士は人間関係、仕事量、責任の重さなどたくさん悩みがあると思います。
まずは、「人の真似をする、復習をする、記録をする、向上心をもつ」の4つを試してみてください。
意識して取り組むことで悩みを乗り越えられて、素敵な栄養士になれると思いますよ☆
あなたが一人前の栄養士として活躍できることを心から応援しています‼
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